RDS のメンテナンスがメンテナンスウィンドウを過ぎても実施されていないときの対処方法
困っていた内容
RDS のエンジンバージョンアップをメンテナンスウィンドウ(定期メンテナンス期間)で実施するように設定しましたが、メンテナンスウィンドウを過ぎても実施されていません。
メンテナンスウィンドウのタイミングで実施するにはどうしたら良いでしょうか。
どう対応すればいいの?
RDS の停止有無をご確認ください。
RDS は一時的な停止をサポートしていますが、停止すると保留中のアクションは削除されます。 そのため、エンジンバージョンアップの設定から、メンテナンスウィンドウになるまでの間に RDS の停止が行われると、アクション(設定変更)は実施されません。
エンジンバージョンアップに限らず、設定変更をメンテナンスウィンドウで実施する際は、RDS の停止を行わないようにご注意ください。
RDS を停止したかわからないときは?
RDS を停止したか不明なときは、RDSイベント から確認してください。
24時間以内の RDSイベント はマネジメントコンソールの「ログとイベント」タブから確認することができます。
24時間以上前の RDSイベント は AWS CLI を用いることで確認することができます。
参考:24時間以上前の RDS イベントログを確認する方法 | DevelopersIO
参考資料
- 一時的に Amazon RDS DB インスタンスを停止する - Amazon Relational Database Service
- Amazon Aurora DB クラスターの停止と開始 - Amazon Aurora
DB インスタンスを停止すると、保留中のアクションが削除されます。ただし DB インスタンスのオプショングループまたは DB パラメータグループの保留中アクションは除きます。